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実夏の あっ地こっ馳 紀行

ご注意;★このブログの登場人物はフィクションです。
箱根の冬物語=1 仙石原まで
こんばんは! チャコです。

今日は話が長いから、適当に読んでね。
p225.jpg


この1年、高級ホテルなどを渡り歩いています
ホテルニューオータニとか、豪華客船飛鳥IIだとか…。
そして今回は、小田急グループの箱根ハイランドホテル!!!!
黙って泊まれば、1泊2万円だよ。

しかも今回は、男の子と一緒☆
どうしたの、チャコ!!
春が来たの!?!?!?!

じつはその、
ツインルームにエキストラベッド入れて
1年生の彼氏と彼女のお話を聞いてあげたという
チャコはお邪魔虫…。
春なんて、チャコ、まだ遠いんです。

発端は、
なっちゃんの話でした。
「チャコ従姉ちゃん、箱根行かない?」
って。このお正月。

小田原の、
箱根の外輪山のふもとで生まれたチャコは
箱根といえば、裏山…裏庭のようなものです。

「なっちゃんたちと?」
「それが違うの。わたしの後輩の男の子と」
「え?男の子?」
「仙石原に1泊」
「と、泊まるの? チャコとその子と?」
「…それと、女の子」
なぁんだ。でもなんで?

なっちゃんがいうには、
滝田廉クンっていう1年生の男の子と、
巌根史奈ちゃんっていう1年生の女の子が
お付き合いしようと…いや、もうお付き合いしているんですが
この後のことに不安だか心配だか相談だか
…って、なんでそんな重い話にチャコが?

そういったら、実夏ちゃんのスマホを持ち出して
写真を見せてくれたんです。
かわいい女の子が2人。
ショートカットの、タカラジェンヌみたいな子と
ツインテールの子
二人とも、なっちゃんのストライクゾーンです。
だからなんで、チャコが?

「ショートの子が廉クンで、ツインテが史奈ちゃん」
あら? 廉クン、女装家?
それなら、なっちゃんの専門分野じゃん。
「わたし、男の子とのデート経験ないし、
まだ自己責任とれる自信ないし。
それにわたしには実夏がいるから」
なんだかわからない理由です。
「史奈ちゃんに断ったら、泣いちゃったから」
あらら。
「“…代わりにわたしのお従姉ちゃんじゃだめ?
 小田原生まれだし、地理学科の3年生だから、
観光案内とかカルデラの話とかきっとしてくれるよ。
それに、わたしが縫った服、いつも着てくれるんだ”
っていったら、顔が明るくなって、
“お願いします、先輩”
って言われちゃってね」
なっちゃんの服着てる話、しちゃったの??

廉クンも史奈ちゃんも、お互いに認め合ってるんですが、
廉クンのご趣味というか主義というか主張というか
そんなところから、この先どうやって
世間様と折り合いをつけていこうかなって
なっちゃんが相談を受けて
チャコに丸投げしてきたというのが、
今回の箱根旅行の真相です。
二人きりで行きたいのはやまやまですが、
「お友達と一緒に行くって、ママに…」
それって、口裏だけ合わせるのが普通でしょ。
ホントにお邪魔虫、連れて行かないでしょ。

「いやだよ。チャコ、そんな重い話」
「でも、箱根に泊まれるんだよ。仙石原」
「どうせ、バックパッカー向けのゲストハウスでしょ」
「違うよ。
 泊まるところは
 箱根ハイランドホテルだって」
ホテルの名前を聞いて、
ちょっと食指が動いてしまったのがチャコの運の尽き。
チャコ、庶民ですから。
でもなんで、そんな高級ホテルに?

「廉クンは大手会社の会長さんの甥で、
 自分でも資産運用している大金持ちだよ」
そういえば、チャコ、
金持ちの甥には碌なのがいないって、
何かの本で読んだことありました。

結局
箱根ハイランドホテルの誘惑には勝てずに、
①人生相談は受け付けない。
②二日目は勝手に帰る。
という
条件を出して、行くことにしました。
チャコ、我ながら物好きですね。


町田駅でロマンスカーに乗り込んだら
廉クンと史奈ちゃんは先に乗っていました。
「よろしくお願いします」と
礼儀正しく挨拶してくれました。
ロマンスカーの3人目って、
微妙な立場…。
え? 座席回して4人掛けにするの?

廉クンも史奈ちゃんも
お清楚系のファッションで決めてきました。
チャコは、かろうじてなっちゃんのアドバイスで
ハイランドホテルにふさわしい系を着けてきましたが、
ルックスでは二人に勝てません。
史奈ちゃんはもちろん
男の子の廉クンにも、完敗です。
これって、もしかして
チャコ、ふたりの引き立て役??
海老名で降りて帰ろうかな。

これが大学のいつもの巡検だったら
7000系だのLSEだのって騒ぎだす
テツ分が濃い学生がいっぱいいるのに
今日はいきなりファッションの話。
廉クンは、
さすがに声のトーンまでは装えないので
まさに、ジェンヌの男役です。
こりゃあ、史奈ちゃん、いちころだわ。
チャコまでクラクラしちゃいそうです。

二人は
チャコが会話についていけそうもないのを察してくれて
「チャコさんって、地質を勉強しているんですって?」
「地質の話をしてください」
なんて、言ってくれました。
「地質じゃなくて地理だよぉ」
と前置きしたうえで、
伊勢原断層だとか、
秦野盆地の扇状地だとか
国府津・松田構造線だとか、
プレートテクトニクスだとか
ずっと話していました。

箱根湯本でお昼ご飯。
廉クンがネットで前もって調べたお店に入ります。
小さくても、おいしいお店でした。
「いいお店、調べたね」って褒めたら
味よりも、雰囲気よりも、
トイレを最優先で決めたそうです。
つまり、
男女共用のトイレがあることが
廉クンの最低限の条件だそうです。
史奈ちゃん、この先大変~!
っていうか、
チャコも明日の朝まで、この大変さにお付き合いするのか。

廉クンの資金力なら、ここからタクシーに乗れるのですが
二人とも登山電車に乗ったことがないというので
箱根湯本から強羅まで電車で行きます。
箱根湯本では、停車中のロマンスカーに入って
廉クンのトイレタイム。
大変よね。

11DSCN1198.jpg


登山電車のスイッチバックの話は
テツの先輩の受け売りで済ませて、
あとは、大平台の温泉だとか
宮ノ下の外国人リゾートだとか
そんな話をしていきました。
出山の鉄橋を渡って
「ここで、箱根の外輪山から内輪山に入るんだよ」
なんていったら、感動してくれました。

強羅からはタクシーでホテルに行きます。
ホテルのある仙石原は、
箱根の中でも地味なエリアです。
観光資源は、湿原と、ススキ
わ、地味!
ですが、
最近では、小さな美術館が
強羅から仙石原まで点在するようになりました。
観光地理的には、興味深いところです。

ホテルの隣には
ガラスの森美術館があって
ホテルの裏には
星の王子さま美術館があります。
バス停も「星の王子様」で
バスの案内も「星の王子様経由」
と、わかりやすいのはいいのですが
なんだかなあ。

チェックインしたときの宿泊カードには
滝田 廉 史奈
河東 紗子
って書いて、ラブラブ。
でも、夫婦じゃなくて、姉妹にしか見られないよね。
廉クン、小田急レディースクラブのカードを見せていて
そこまでやるか、と思ったら
史奈ちゃんのカードでした。

お部屋に荷物を置いたら、すぐに外出。
お隣のガラスの森美術館に行きます。

ガラスの森では
ベネチアの、仮面舞踏会の特別展が開かれていて
カーニバルの衣装を貸し出してくれるそうです。
さすが、
なっちゃんの後輩だぁ。

マントを羽織って、
取っ手が付いている眼鏡のようなマスクをして
二人はマスカレード状態。

チャコは外で、階段巡り、行くよ!!!
階段ファンの読者の皆さん、
お待たせ!!!!
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