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実夏の あっ地こっ馳 紀行

ご注意;★このブログの登場人物はフィクションです。
■  9月6日  サハリン = 鈴谷平原
 バスは、シティー・モールを出て、鈴谷平原を南下した。この旅ももう帰り道になったんだ。なんだか、さみしいね。
 宮沢賢治は、どんな気分でこの鈴谷平原を見たんだろうか。
 平原といっても、両側には小高い丘が並んでいる。ちょっと広めの谷底っていう感じ。そういえば、そんなことを出発前のチャコ従姉ちゃんが教えてくれたっけ。詩を読んだだけでは、だだっ広い平原をイメージしていたけど、チャコ従姉ちゃんのいうとおりだったね。地理学、あなどれないなあ。
 栄浜で「HELL」を「LOVE」にして、亡くなった妹への思いを吹っ切って…あ、昇華して、花巻に帰っていった賢治。ちょっとおセンチになっているあたしとは違って、むしろ晴れ晴れとしていたんじゃないかな。
 妹への思いも何とか折り合いをつけた。教え子の就職依頼も受けてもらえた。お金は全部芸者遊びで使っちゃったけど、それさえも、気分を軽くしてくれたのかもしれない。
 あたしはまだ、「HELL」の謎、解けていないよ。気分、重いよ。

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《賢治はどんな思いで鈴谷平原を見たんだろう》
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