実夏の あっ地こっ馳 紀行

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■  9月6日  サハリン = ロシア語の愛

「え? そうね。愛はリュボーフィですよ。スペルは…」
 立柳さんは、手帳にブロック体でロシア文字を書いてくれた。
любовь。
 見慣れない文字のせいかな。ロシアで愛を描くのは、大変そうだね。
「…格変化とかあるから、微妙に変わるところがあるけど」
「核兵器ですか?」
「違うよ、実夏。格変化だよ」
「ふふふ。そう。ロシア語は名詞も活用するの」
 立柳さんが不敵な笑みを浮かべる。
「男性名詞とかですか?」
「それだけでなくて、主格、生格、与格、対格、造格、前置格が硬変化と軟変化、かける男性、女性、さらに単数、複数で変化するんですよ」
 うわぁ。あたしは一生マスターできそうもないや。アナトリーさんやジアーナさんは、そんな文法を使って愛を語ったのか。

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《見慣れない文字のせいかな》
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