実夏の あっ地こっ馳 紀行

ご注意;★このブログの登場人物はフィクションです。
■  9月6日  サハリン=朝5時半
 
 日本でもロシアでも、南半球でも、天気は基本的に西から東へ移る。コリオリの力だか、偏西風だか忘れちゃったけど(あとで地理のチャコ従姉ちゃんに聞いてみよう)、夕焼けは晴れで、朝焼けは雨だ。そのことわざのとおり、朝食を食べている間に、にっぽん丸は雨に包まれた。朝日、見ておいてよかったね。でも、これから家庭菜園へのツアーだよ。できれば上がってほしいな。
 にっぽん丸は、ゆっくりとコルサコフの岸壁に接岸した。雨の中をにっぽん丸の船員さんと、ロシアの港湾担当官たちが船と岸壁とでいろいろやり取りをしている。何語で話しているんだろう?
 小樽の港も殺風景だったけど、コルサコフはさらに輪をかけて殺風景だった。大きなクレーンが並んでいた。山下ふ頭にあるような、赤と白の華奢なガントリークレーンではない。鈍い水色に塗られた太い鉄材でできている。戦車で撃っても倒れないようなデザインをしている。港の建物は、3階建ての切妻屋根だ。「ようこそコルサコフへ」など一言も書かれていない。
 遠くに、丘が見える。丘の上は平らで、どこまでも続いていた。チャコ従姉ちゃん、海食崖っていうんだよね、これ。木立はなく、灌木が崖を覆っている以外に、緑は見られなかった。暗いのではなくて、鈍いのが、あたしのコルサコフ港の第一印象だった。
 さくらママが「この景色、なんの絵の具で塗ればいいんだろう」ってぼやいていた。弥生ママも「このままイラストにしていいのかなあ」なんて笑っている。でも、だから、なんとなく、あたしはこの無骨な港の景色が気に入っていた。たぶん、宮沢賢治のころから、この鈍色は変わっていないのだろう。シェラトンやANAのホテルが建つ前に訪れて、よかったと思うよ。
777DSCF0095.jpg

《この景色、なんの絵の具で塗ればいいんだろう》
スポンサーサイト
未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
20歳になりました。
20歳になりました。

いままで、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いします。

             尾花 実夏
             荻野 夏美

87DSCF5750.jpg


未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
で・ん・わ・は よいふろ・・・5 うさぎの時計ぴょん
こんにちは、チャコです。

大学始まっちゃうよぉ。
3年生だよぉ。
j391.jpg

伊東のサンハトヤから階段巡りしている
チャコです。
なかなか思った通りの階段に巡り合えなくて
ちょっと欲求不満気味。

例えばこんな面白い階段があっても、
行き止まりの道なんですよね。
ccDSCF5115.jpg
坂道の上に階段を盛りつけた
「ぜいご階段」です。
横浜の山手で去年の冬見つけて以来のぜいご階段。
しかも、
手すりが道路側にあるので
ガードレールっぽく、
歩行者も安全、自動車も安心です。

さてさて
インターネットの地図で下調べをしていたとき
なぜか、
「うさぎの時間」という名前のお店(?)がちょくちょく表示されていました。
山の中に、いったい、なんの目印なんでしょう?
官製地図の図式が変わってから
文字がぐんと少なくなりましたが、
ネット地図のなかにときどき現れる不思議なランドマークも
気になります。

せっかくですから、
階段もないのに
探してみましょう。

ccDSCF5120.jpg
町内会の掲示板の下にある
この控えめな看板♡
色やロゴタイプはしっかりと指定していて、
そのあたり、決して無気力じゃないですね。

そして
坂の上にあった
「うさぎの時計」です。
絶景ですね。
ccDSCF5118.jpg

ちなみに
うさぎの時計は、レストランでもカフェでもなくて
ペンションだそうです。
こんど、なっちゃんたちと泊まりたいな。
うふふ
えへへ。

うさぎの時計に行く途中の坂道からは
伊東駅が見えました。
ccDSCF5119.jpg
引き込み線に止まっているのが
初代踊り子号の電車ですね。
その奥に、「ゆう」ちゃんが見えたら、
あなたは立派な鉄っちゃんです。
女の子にもてません。
会社で笑われます。
人生、考え直しましょう。今からでも遅くはありません。

ということは、
伊東駅から、
うさぎの時計、見えるかもしれませんね。

行ってみましょう。

ccDSCF5121.jpg

あ、見えました。
電柱の脇に見える
オレンジの屋根の建物がそうですね。

きょうのブログ、ぜんぜん階段物語じゃなかったね。
だって、
伊東の海側、階段っけないんだもん。



未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
稲村じゃ~ん 2何やら奥に
こんばんは!
 明日は 雪??? 実家の小田原では雪っぽいけど
 ここ藤沢は何とかなりそうだよね
 でも、寒いから…さみしいから?…
 なっちゃんのところに泊まりにきちゃいました。

 さってと、ブログ書こっと。

chako34-1_20170208210206ff3.jpg

稲村ケ崎の奥の尾根道に登って
丁字路の階段を右に進みました。

少し背伸びして
ドローンを飛ばしたように
俯瞰してみました。
DSCF3979稲村右のぼる

しばらく登ると
道が少し緩やかになってきます。
頂上・・・じゃないけど、てっぺんに近づいてきました。

DSCF3985稲村右頂上付近


道は緩やかですが、
完全な坂道ではなく
ところどころに階段があります。
蹴上は、例の擬木柱を立てた形です。

DSCF3986稲村右緩やかに

最後の1段を登ると…

DSCF3987稲村右何やら奥に

奥のほうに、なにやら階段が見えます。

DSCF3988稲村 尾根道へ
ちょっとワイルドな階段ですが、
階段の奥に見えている山道は、なに??
あそこに登っていくの?チャコ。
未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
鎌倉文学館  紗子さんと消えない絆
こんにちは! 河東紗子 チャコです

また、ちょっと昔のお話をしますね。

j37.jpg

12月のある日、
実夏ちゃんと、鎌倉文学館にいってきました。
校正のアルバイトをしている実夏ちゃん、
毎日、原稿用紙とゲラの束を抱えて
瓜子姫だとかなんだとかのチェックをしています。

やっと平日の時間が空いたから
なっちゃんと3人で鎌倉行こうって思ったんですけど、
今度はなっちゃんがアルバイトで忙しくて
結局2人で行くことにしました。
農協でもらったタダ券、2枚しかなかったしね。

鎌倉文学館は、
長谷の崖の中腹にあります。
三浦半島の付け根が開析されてできた
残丘のような丘です。

まずは、
正面玄関。
といっても、入場券を切って入っていく入り口は
写真の右わきで
この階段を登って文学館に入るわけではありません。
かまぶん12
観光地なんですから
視覚効果を狙って
この階段から登れるようにするのも、アリだとおもいます。
実夏ちゃんは
「こんな風景、夏実お姉ちゃんに見せたら
ゼッタイ、鹿鳴館ドレス、着てくるよね」って

加賀のお殿様の末裔のお屋敷ですから、
鹿鳴館だって、スカーレットオハラだって
高雄太夫だって、
絢爛豪華なら何でもOKです。

このブログでは
個人のお宅の階段は
基本的に載せません。
なので、
お屋敷や庭園の階段は
なかなか紹介する機会がないのですが、
こんなふうに
お屋敷を利用した施設なら、
気兼ねなく載せられます。

この踏面の丁寧なこと!
蹴上も、踏面と合わせているようで
それでいて、別々の素材を使っているようです。
かまぶん11

館の南側には
バラ園があります。
冬薔薇(ふゆそうび)っていう季語、
実夏ちゃんに教えてもらいました。

  冬薔薇L字L字の段差かな  紗子
  耐えるなど知らぬふりして冬薔薇  実夏

バラ園の階段は意外と没個性。
取って付けたような感じです。
後付けなんでしょうね。
かまぶん12-2

擬木柱を並べた蹴上も
公園なら興ざめですが、
お屋敷ですと
踏面に玉石が敷き詰めていて
なんとも、粋です。
かまぶん13
こんな階段を
さく、さくと音を立てて踏みしめて
暮らしてみるのはどうでしょう?
庶民のチャコには、
想像もつきません。
きっといろいろな
しがらみがあるんでしょうね。

庭の小径には
自然石をそのまま使った
階段のような路面もありました。
風雅かもしれませんが、
滑るよ、きっと。
かまぶん14
その
非実用的な小径を
あえて庭に設けるところが
お屋敷なんでしょうね。

そうそう
鎌倉文学館では
「ビブリア古書堂」の企画展を開いていました。
実夏ちゃん、食い入るように見ていたよ。

未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
| ホーム | next >>