実夏の あっ地こっ馳 紀行

ご注意;★このブログの登場人物はフィクションです。

アナトリーさんは立柳さんを連れて、あたしの前に戻ってきてくれた。手には猟銃も斧も持っていなかった。両手いっぱいに、お手製のテントウムシを抱えていた。
「…もっと形のいいやつを連れていけよ」
立柳さんが笑って通訳してくれた。あたしは、一番かわいいテントウムシを手にした。ナナホシテントウムシのデザインだけど、星は10個以上あった。ロシアでは七星って言わないのかな? 夏実お姉ちゃんにも、一つどう?って声をかけたけどお姉ちゃんは、
「これは実夏が見つけたお土産だよ。実夏が大事にもらいなよ」
といってくれた。
「わたしはここのごちそうの味を舌に焼き付けておくよ。それよりも…」
夏美お姉ちゃんが、不敵な笑みを浮かべた。この笑み、怖いんだよね。
「な、なあに?」
「…宮沢賢治の謎、解けたの?」
 いけない! すっかり忘れてたよ!!

999DSCF0164.jpg
《もっと形のいいのを連れて行けよ》
スポンサーサイト
未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
■  9月6日  サハリン=朝5時半
 
 日本でもロシアでも、南半球でも、天気は基本的に西から東へ移る。コリオリの力だか、偏西風だか忘れちゃったけど(あとで地理のチャコ従姉ちゃんに聞いてみよう)、夕焼けは晴れで、朝焼けは雨だ。そのことわざのとおり、朝食を食べている間に、にっぽん丸は雨に包まれた。朝日、見ておいてよかったね。でも、これから家庭菜園へのツアーだよ。できれば上がってほしいな。
 にっぽん丸は、ゆっくりとコルサコフの岸壁に接岸した。雨の中をにっぽん丸の船員さんと、ロシアの港湾担当官たちが船と岸壁とでいろいろやり取りをしている。何語で話しているんだろう?
 小樽の港も殺風景だったけど、コルサコフはさらに輪をかけて殺風景だった。大きなクレーンが並んでいた。山下ふ頭にあるような、赤と白の華奢なガントリークレーンではない。鈍い水色に塗られた太い鉄材でできている。戦車で撃っても倒れないようなデザインをしている。港の建物は、3階建ての切妻屋根だ。「ようこそコルサコフへ」など一言も書かれていない。
 遠くに、丘が見える。丘の上は平らで、どこまでも続いていた。チャコ従姉ちゃん、海食崖っていうんだよね、これ。木立はなく、灌木が崖を覆っている以外に、緑は見られなかった。暗いのではなくて、鈍いのが、あたしのコルサコフ港の第一印象だった。
 さくらママが「この景色、なんの絵の具で塗ればいいんだろう」ってぼやいていた。弥生ママも「このままイラストにしていいのかなあ」なんて笑っている。でも、だから、なんとなく、あたしはこの無骨な港の景色が気に入っていた。たぶん、宮沢賢治のころから、この鈍色は変わっていないのだろう。シェラトンやANAのホテルが建つ前に訪れて、よかったと思うよ。
777DSCF0095.jpg

《この景色、なんの絵の具で塗ればいいんだろう》
未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
20歳になりました。
20歳になりました。

いままで、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いします。

             尾花 実夏
             荻野 夏美

87DSCF5750.jpg


未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
で・ん・わ・は よいふろ・・・5 うさぎの時計ぴょん
こんにちは、チャコです。

大学始まっちゃうよぉ。
3年生だよぉ。
j391.jpg

伊東のサンハトヤから階段巡りしている
チャコです。
なかなか思った通りの階段に巡り合えなくて
ちょっと欲求不満気味。

例えばこんな面白い階段があっても、
行き止まりの道なんですよね。
ccDSCF5115.jpg
坂道の上に階段を盛りつけた
「ぜいご階段」です。
横浜の山手で去年の冬見つけて以来のぜいご階段。
しかも、
手すりが道路側にあるので
ガードレールっぽく、
歩行者も安全、自動車も安心です。

さてさて
インターネットの地図で下調べをしていたとき
なぜか、
「うさぎの時間」という名前のお店(?)がちょくちょく表示されていました。
山の中に、いったい、なんの目印なんでしょう?
官製地図の図式が変わってから
文字がぐんと少なくなりましたが、
ネット地図のなかにときどき現れる不思議なランドマークも
気になります。

せっかくですから、
階段もないのに
探してみましょう。

ccDSCF5120.jpg
町内会の掲示板の下にある
この控えめな看板♡
色やロゴタイプはしっかりと指定していて、
そのあたり、決して無気力じゃないですね。

そして
坂の上にあった
「うさぎの時計」です。
絶景ですね。
ccDSCF5118.jpg

ちなみに
うさぎの時計は、レストランでもカフェでもなくて
ペンションだそうです。
こんど、なっちゃんたちと泊まりたいな。
うふふ
えへへ。

うさぎの時計に行く途中の坂道からは
伊東駅が見えました。
ccDSCF5119.jpg
引き込み線に止まっているのが
初代踊り子号の電車ですね。
その奥に、「ゆう」ちゃんが見えたら、
あなたは立派な鉄っちゃんです。
女の子にもてません。
会社で笑われます。
人生、考え直しましょう。今からでも遅くはありません。

ということは、
伊東駅から、
うさぎの時計、見えるかもしれませんね。

行ってみましょう。

ccDSCF5121.jpg

あ、見えました。
電柱の脇に見える
オレンジの屋根の建物がそうですね。

きょうのブログ、ぜんぜん階段物語じゃなかったね。
だって、
伊東の海側、階段っけないんだもん。



未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
稲村じゃ~ん 2何やら奥に
こんばんは!
 明日は 雪??? 実家の小田原では雪っぽいけど
 ここ藤沢は何とかなりそうだよね
 でも、寒いから…さみしいから?…
 なっちゃんのところに泊まりにきちゃいました。

 さってと、ブログ書こっと。

chako34-1_20170208210206ff3.jpg

稲村ケ崎の奥の尾根道に登って
丁字路の階段を右に進みました。

少し背伸びして
ドローンを飛ばしたように
俯瞰してみました。
DSCF3979稲村右のぼる

しばらく登ると
道が少し緩やかになってきます。
頂上・・・じゃないけど、てっぺんに近づいてきました。

DSCF3985稲村右頂上付近


道は緩やかですが、
完全な坂道ではなく
ところどころに階段があります。
蹴上は、例の擬木柱を立てた形です。

DSCF3986稲村右緩やかに

最後の1段を登ると…

DSCF3987稲村右何やら奥に

奥のほうに、なにやら階段が見えます。

DSCF3988稲村 尾根道へ
ちょっとワイルドな階段ですが、
階段の奥に見えている山道は、なに??
あそこに登っていくの?チャコ。
未分類 | トラックバック:(0) | コメント:(0) |permalink
| ホーム | next >>